コーヌスクローネ

模型・内冠作成

歯科医院からの印象をもとに支台に特殊レジンを流し込み硬化後に石膏を流し込み模型を作成します。模型完成後に内冠のワックスアップを行い6度のテーパーのついたインスルメントを用いたサベイヤーにてワックスを削合し、埋没・鋳造を行います。

鋳造後にデグサ社F1（ミリングマシーン）にて、再度6度のテーパーを付ける為ミリングを行い、研磨し 内冠を完成させます。

外冠作成

内冠完成後に、外冠のワックスアップを始めますが、ワックスの収縮・歪を抑えるために、一層レジン等で外冠の枠を作成してワックスアップを行い、その後に埋没・鋳造を行います。

コーヌス完成

硬化レジン・ハイブリッドレジン等を築盛し、デンチャーと共に外冠を完成させます。

硬質レジン・ハイブリッドレジン

硬質レジン

硬質レジンは松風のソリデックスを使用しています。
他の光重合型硬質レジンに比べ、優れた操作性、色調再現性、研磨性、金属フレーム上に歯科金属用接着材料であるメタルフォトプライマー又はプライマーペーストを適用することで、歯冠用硬質レジンと金属との間に良好な接着強度が得られる為使用しています。
重合はヘラウスクルッツァー社のヘラフラッシュを使用しています。

ハイブリッドレジン

ハイブリッドレジンは山本貴金属のツイニーを使用しています。ツイニーはセラミック・クラスター・ フィラーを用いることで、強度や靭性とともに操作性や審美性も両立させたハイブリッド型硬質レジンです。 又、アンカー効果により、永年の口腔内使用にも強度低下が少なく、破折等のリスクを抑えた補綴物を製作できます。
重合機にはヘラウスクルッツァー社のヘラフラッシュを使用しています。